クリンゲンのこだわり


◆マイスター直伝の技

店主野村がマイスターの下での修業時代の写真

はじめまして、店主の野村です。

ドイツデリカテッセンクリンゲンのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 ここに掲載していますのは、私の修業時代の写真です。

 ハム・ソーセージの職人を目指して、本場ドイツの国家資格「ドイツ食肉マイスター」の資格を持つ、茨城県守谷市ハンス・ホールベックの店主、小島豊氏の厳しい指導のもとで修業を重ね、本場ドイツと同様の食肉加工の技術を身に付けました。

 どれだけ良い素材、良い機械を使用しても、やはりベースとなる技術が最も重要であると考えます。

 1本1本手でひねって作り上げる、本格的なソーセージは、ジューシーなその味わいはもちろん、「パリッ」という音までお楽しみ頂ける逸品です。舌だけでなく、香りや音まで五感で感じて頂ければと思いで、手間暇を惜しまず作っています。

 

◆素材へのこだわり

金華山山頂から見た岐阜市内の写真
岐阜城天守閣からの風景

岐阜は山あり川あり(海はありませんが)、とても自然豊かな地域です。

 ハムやソーセージの主な原料となる豚肉は、その豊かな自然に育まれた、新鮮で安全な岐阜県産の豚肉のみを厳選して使用しております。

冷凍肉は使用せず、チルドの新鮮な肉のみを使用することで、その独特の食感や味わいが生まれるのです。

 また、岐阜県全体の面積の約8割が森林だという事をご存じでしょうか?岐阜県は実は全国でも2番目の森林率を誇る、森林資源が豊富な県なのです。

 そこで、クリンゲンでは、ハムやソーセージを製造する際の燻製用のスモーク材に関しても地元岐阜県産の木材を扱う業者様のご協力を得て、岐阜県産のブナの木にこだわって使用し、地元の素晴らしい資源を最大限に活かして製造を行っております。

 日本では燻製の際にサクラを使用することが多いのですが、本場ドイツでサクラのチップはほとんど使用することはありません。クリンゲンでは本場ドイツの味に忠実に、ブナを使った燻製を行っております。 

 ぜひ、味だけでなく、香りもおたのしみください。 

岐阜県産豚肉のロース肉
スモークチップとして使用する岐阜県産のブナの木
岐阜県産ブナの木

◆ドイツを感じる

ドイツ風ミートローフを挟んだバーガー

焼き立てのミートローフをその場でカットして、サクッとドイツパンに挟んで、「はい、どうぞ!」

ドイツのお肉屋さんではよく見かける光景です。

また、「インビス」と呼ばれるテイクアウトのお店でカレー味のケチャップを豪快にかけたカレーウインナーを食べるのもドイツの定番。

クリンゲンでは、そのようなドイツの食文化も感じられるような、テイクアウトも行っています。

また、ドイツと言えば「ビール」。ソーセージといえば、「ビール」。

という事で、テイクアウトにはなりますが、ドイツビールも各種取り揃えております。城下町のお散歩の途中などにいかがでしょうか